確定給付企業年金に加入している会社員が最大月20,000円まで個人型確定拠出年金に拠出できるようになるそうです。

2000年ころから確定拠出年金にかかわってきた身からすると感慨深いものがあります。大企業には確定拠出年金なんて導入されないと思われていたからです。当時、大企業の退職金は確定給付(貰える額が確定している)以外は考えられませんでした。

その背景には企業側も退職金の運用が出来る自信があったからですが、これだけの低金利が続くと社員それぞれに運用を任せる以外に手はないようです。

一方、確定拠出というのは企業が従業員に将来の退職金原資となるお金を渡す(拠出を確定する)だけで、あとは「ご自分で運用してくださいね」という制度です。つまり、同じ職場で同じ時間、同じ仕事をしていても貰える退職金は人それぞれの時代になりました。iDeCo(確定拠出年金)を通じて投資を学んではいかがでしょうか?

ご相談は私に(笑)

以下、記事より抜粋
・2022年度以降の実施予定
・確定給付の拠出金が35000円以下の場合、月2万円まで確定拠出年金に投資可能
(今までは12000円限度)
・確定給付の拠出金が27500円以下が全体の9割
(ということはほぼ全員対象)
・確定給付加入者940万人が、確定拠出加入者(現在160万人)へ移動することで株式への資金流入が期待される。