今日は某経営者団体の事業承継塾に参加してきました。
100年企業の4代目社長の事業承継話。
この会社は今までも代替わりのたびに
土地を売却したりと苦労して承継してきたこと。
だからこそ早目の準備が必要と分かっていても
リーマンショックで売り上げ4割減、資金繰りに奔走する中、
ついつい事業承継が後回しになってしまった。
3年がかりで先代社長を説得し
事業承継を完遂させた話はとてもリアルでした。
以下、心に刺さったコトバ。
・先代は会長に退くも株の譲渡をしたがらない。
・なぜか先代は株にこだわる。
・「息子が選んできた税理士」から要求された資料を提出しない。
・事業承継の話になると逃げる。
・株価評価は得意な税理士に依頼すると価額が全然違った。
・相続、事業承継に精通した税理士を選ぶべし。
この先代社長、御年87歳だそうな。
去年、何を思ったか急遽対策に応じ始めたのだとか。
後継者の事前準備もさることながら
最後に株を手放した先代に「あっぱれ」と感じました。
「社長」というポジションを手放すのって
本当に難しいですね。