知人に薦められて読みました。

田坂広志著 「人間を磨く」~人間関係が好転する「こころの技法」

珠玉の一文(p100)

「真の『謙虚さ』とは『自分の非や未熟さを素直に認められること』であり、
その非や欠点や未熟さを一つ一つ克服しながら成長していこうとする姿勢のことである。」

この本の中で学生時代に著者が「君には可愛げがない」と言われた体験、恥ずかしながら私も沢山してきましたし、いまだにしているように思います。自分の中の「小さなエゴ」との向き合い方を考え直す機会をこの本に与えて頂きました。

「人間を磨くとは、心の鏡を磨くこと。」
自分の中の小さなエゴを捨てるのではなく、見つめることで心を、人間を磨いていきます。

以下、印象に残ったフレーズ
・心の中で自分の非を認める
・なぜ心の中の思いが相手に伝わるのか?(非言語がコミュケーションの8割だから)
・会合に際して、参加者一人ひとりに対して心の中で 「有難うございます。」と唱える
・墓参りとは他界した人との和解(自分自身との和解)
・競争の勝ち負けで自分の価値を決めない

追伸
偶然にも、ほぼ同時に発注したのがヒューレンの「ホ・オポノポノ」。
全ては自分が源泉と考え、ある言葉を使って心を浄化しましょうという内容。
引き寄せを感じます。(詳しくは後日)