この補助金は販路開拓費等にかかる費用の3分の2、最大50万を国が補助してくれる制度でして、中小零細企業の皆様にとっては非常に使い勝手の良い制度です。私も過去3度(前職時代含め)利用させていただきました。

例年ですと各地の商工会議所がセミナー等を開催して、申請書類の書き方等をレクチャーしているのですが、3密(密閉、密接、密集)を避けるためか開催も少ないようです。そこで私の過去3回の体験が皆様のお役に立てないかと思い、動画を取り、この記事(ウェブセミナー)にしました。返済不要の補助金にご興味のある方は参考にされてください。この動画7本をご覧になるだけで、補助金が獲得できるように頑張ります!

アフターコロナの世界でロケットスタートを切りたいアナタを応援します。

但し、このセミナーでは小規模事業者持続化補助金の一般型(最大50万補助)を例に解説しています。(コロナ特別対応型の発表が5月1日であったためです。)コロナ特別対応型の小規模事業者持続化補助金ですと最大100万円補助されますが、基本、補助金獲得のためにやることに大差ありませんから、コロナ特別対応型の獲得を目指す方も是非参考にされてください。(様式といってフォームが違ったりする程度です。)

なお一般型とコロナ特別対応型の違いは後日、このブログにて情報提供させて頂きます。

動画1/小規模事業者持続化補助金の概要

1. 概要(小規模事業者持続化補助金とは)
2. メリット
3. デメリット

日本商工会議所の公募要領(一般型)

コロナ特別対応型はコチラ

ただ残念ながら、この補助金が使えない業種もございます。公募要領(第4版2020年4月27日)からその部分を抜粋しておきます。ただし、ルールが変更されることも考えられますので必ず直近の公募要領で再確認されてください。

注)この補助金は「持続化給付金」とは別物です。
持続化給付金は一定水準以上、売り上げが減少した事業主に配られるものです。
詳細はコチラから

動画2/具体例、費目、注意点の3つについて

小規模事業者持続化補助金は販路開拓または業務効率化(生産性向上)にかかった費用の3分の2、最大50万円を限度にもらえる制度であることを1回目に説明しました。
では具体的にどんなものに使えるのか見て行きましょう!

事業計画が大切です!

販路開拓または業務効率化(生産性向上)にかかった費用の3分の2、最大50万円もらえるというのは非常に大きなことです。
そうはいっても、イザお金を使ってみろといわれても、なかなかポイポイとは使えないものです。この補助金のお金の使い勝手は良いだけにぜひ、販促費の回収が見込めそうな事業計画を立ててください。

動画3/必要書類について

補助金の使い途が分かると、より魅力的な制度に感じられたのではないでしょうか?
1回目の動画でお話したたおり、アフターコロナの世界でロケットスタートを切る有効な手段の一つになると思います。

そこで今回は小規模事業者持続化補助金を獲得するために提出が必要な書類とスケジュール、そして最後にこの補助金の知られざる魅力について語って参ります。

提出書類は以下のリンクで確認されてください。

注)このPDFは私が2020年4月4日に商工会議所のウェブサイトからダウンロードしたワード文書をPDFに変換したものです。申請の際はフォームが変更されている可能性もありますので、必ず商工会議所のウェブサイトより直近の資料をダウンロードされてください。

イメージをもってもらうために掲載しています。
申請書類は必ずここからダウンロードしてください。

注)先日、お問い合わせを頂いた方が、独自に事業計画を作成するものと勘違いをされていました。各様式の中に埋め込む形で作成されてくださいね。

様式1
様式2
様式3
様式4・・・商工会議所からもらう資料(推薦状みたいなもの)
様式5

やっぱり事業計画

前回も申し上げましたが、やっぱり事業計画が大切です。この補助金、上手に使えば向こう3年間にわたって毎年50万補助してもらえることになります。ただし、1度審査に通った企画、補助事業は次の回では認められませんから、販売方法や業務改善の内容を変えていくことが要求されます。
ぜひ、販促費の回収が見込めそうな事業計画を立ててください。

動画4/申請書類の書き方

今回からいよいよ申請書類の書き方に入ります。
みなさん今一度、公募要領をよくご確認くださいね。

【ポイント】
①流れ(一貫性)
②事実を押さえる
③逆算思考

採択率ついて

ネットでの情報を拾うとここ1~2年は8割から9割の採択率なのでほぼほぼ合格されている感じ。
しかしながら平成27年前後は4割を切っている時もあるようです。
国の予算と応募者数で変化するものですから質の高い事業計画を作りましょう。

アナタの事業計画を支えるのはあなたのマインドです。
アナタの事業にかける思いこそが、採択率を高めるものと信じています。

動画5/経営計画の書き方

前回は「流れ」を意識するという話をしました。

小規模事業者持続化補助金では「様式2」が重要で、その「様式2」は経営計画と補助事業計画に分かれます。
今回は経営計画の具体的な書き方を解説しました。
読み手はあなたのことを知りません。
だからこそ基本的なことから丁寧に書くことが肝心です。

【ポイント】
最低限、書くべきことを押さえよう
SWOT分析をしよう
経営ヴィジョンを明確に

動画6/補助事業計画の書き方

前回は「経営計画書」について話しました。
皆さん、しっかり自分の強みだけでなく、弱みも書けましたでしょうか?
そこがしっかり書けていると、補助事業の計画書で国にお願いしやすくなります。
それでは「補助事業計画書」のポイントを3つ解説します。

【ポイント】
①書くべき内容
②見積をしっかり
③5対1の法則

補助事業の効果が経営計画と連動するよう、
統一感を大事に書類作成されてください。

動画7/スムーズな受給のために

今回は実際取った後のことも少しお話ししておこうと思います。

【ポイント】
①補助事業の修正  
②スムーズな受給のために  
③ひな形とテンプレート

補助金の申請書類はどなたでも作成できると私は思うのですが、
イメージ湧かなくて代行業者にお願いする方もいらっしゃいます。

私の知人は10万円で頼んだといってました。補助額の20%ですね。
時間に余裕なくて、財力に余力がある人はそれでも良いでしょう。

でもここは自分で書くことに意義ありと私は思うのです。
だってご自身の経営計画なんですから。

ご希望者にはテンプレートをお裾分けします

そこでひな型だとかテンプレートがあればとの声もありましたので
私の前回採択された申請書【様式2と様式3】をお分けしようと思います。

その名も「持続化補助金獲得3点セット」
①持続化補助金獲得のためのチェックポイント14項目
②テンプレート(様式2)
③たかの財形事務所が前回採択された申請書【様式2と様式3】

私の申請書は数字などを一部マスキングしていますが、
基本僕自身のビジネスモデルも赤裸々に描いていますので、
むやみに情報が拡散されたくないなという意味で有償(税込み5000円)とさせて頂きました。
補助額の1%程度です。

私自身のビジネスモデルを開示しているので、決して積極的に販売するものではありません。申請書のレベル感を知りたいとか、動画の中で解説してきた項目の書き方、図の使い方を感じ取っていただければと思います。

様式の内容は今年修正がなされていますが、
書く内容に大差はありませんのでご安心ください。

という訳で、もし使ってみようという方あれば、
リンクを貼っておきますので、そちらからお買い求めください。

この「持続化補助金獲得3点」セットがなくても動画をしっかり見ていただけたら
補助金を取れるよう撮影してきたつもりです。
(時間の短縮や資料のレベル感をチェックしたい方のみご購入いただければ
と思います。)

これからも可能な限り無償で提供できるものは、無償で提供して参りますので、
チャンネル登録の方もよろしくお願いします。

次回移行も、この流れで参考書籍だとか私自身の補助金獲得体験談を、
ここにリンクを貼るなどしてご紹介をさせていただきます。

2割増しの人生を演出する高野でした。
またお会いしましょう。