昨日に引き続き、つみたてNISAのお話。

まず「積み立てNISA」の概要をおさらいすると、
・年40万円を限度に運用益が20年間非課税になる積み立て
(2020年の税制改正大綱でいつから始めても20年になる見込み)
・20歳以上の人が対象
・国が認めた投資商品が対象(一般NISAとの大きな相違点)
・国が投資商品を限定するのは異例
・国が対象としている商品の大半はインデックスファンド

記事にある、

「こんな低コスト商品ばかりで金融機関の収益にならない。
そんな制度が普及するはずがない。」

という金融機関の声には思わず笑ってしまいました。

笑えないけれど金融機関のホンネだからです。

従来は情報量が圧倒的に売り手側にあったので
良い制度があっても隠すことが出来たと思うのですが
今のネット時代、売り手の下心は見透かされてしまいます。

それが若年層の積み立てNISA口座開設数147万口座に表れています。

国があまり誘導するのは「いかがなものか?」と思ったりしますが
投資家自らがメリットデメリットを学んで実行することは何より重要なことです。

どんな意図があって、国が対象商品を絞りこんでいるのだろうか?
この辺りに気づきがあると、あなたの資産形成も大きく変わると思います。