7月15日「行動科学の知見 政策効果高める」という日経記事が
興味深いものでしたのでお裾分けいたします。
行動科学が行政にも応用されている事例として
八王子市での「がん検診」の取り組み事例が紹介されていたのです。
がん検診の受診率を高めるため以下のような試験をいたのだとか。
パターンA
「今年度受診した人は来年度も検査キットを送ります。」
と利益を強調。
パターンB
「今年度受診しないと来年度も検査キットはお送りしません。」
と損失を前に出した。
結果はAが23%、Bが30%の受診率に。
損失の回避を選んだ人が7%も高かったそうです。
心理学もこのように使われると面白いですね。