【珠玉の一文】

「私はあなたに生前お世話になりながら、ひとこともお礼を言ったことがありません。それは肉親以上の関係であるあなたとのあいだに、お礼を言う時に漂う他人行儀な雰囲気がたまらなかったのです。あなたも同じ考えだということを、他人を通じて知りました。しかし、今、お礼を言わせていただきます。赤塚先生、本当にお世話になりました。ありがとうございました。私もあなたの数多くの作品のひとつです。」

これはタモリが赤塚不二夫に宛てた弔辞。白紙の巻紙を読んだアドリブだと当時も話題になりましたが、読み返す度に感動する弔辞です。

以下、刺さったコトバ。

・「この世界はフィーリングだから、どんなに面白くても嫌われる奴はダメで、どんなにつまらなくても好かれる奴は成功する。それを君に教えることはできない」
・タモリの座右の銘が「適当」であることは有名だ。
・「目標なんて、もっちゃいけません」
・「人生とは後悔するためにすごすものである。どんな選択をしても人間はどっかで後悔するんだよ」
・「夢がなかったら、自殺者がだいぶ減ると思うんです」