子どもの頃、中途半端なことをすると
「チュウトハンタが一番いかんったいっ!」と
こっぴどく叱られて育てられた高野です。

例えば車の洗車が雑だったり、
コピーがちょっと曲がってたり
そんなことです。

さて、そんな半端な私が目にとめてた今朝のニュースが
「老後2000万」金融庁撤回by日経新聞です。

今年5月22日、金融審議会がまとめた
「高齢社会における資産形成・管理」の報告書の中で
現状月5万円ほどの赤字世帯が多いため2000万ほどの自助努力を
呼びかけたもので、話自体はいたってまともな話。

そもそも我が国の年金制度は賦課方式といって現役世代が高齢者の年金を払っている
仕組みなのだから、人口ピラミッドが壊れた今、制度自体が矛盾を孕んだものである
事実を知ることが大切なのではないでしょうか?

年金が出来た当時は10人以上の現役世代で1人の老後を支えたいたのが
今や4人に1人、近い将来2人に1人で支えなきゃいけなくなりそうな訳でして、
そのような事実は堂々と言ってくれた方が良いのではないかと思います。

100年安心かどうかは、受け手が決めることです。

麻生大臣は報告書を受け取らないことで、
事実上撤回と報道されていますが、中途半端な感は否めません。

ご自分の年金のシミュレーションしてみたいという方は
ぜひ私にお声掛けください。