今月7月1日の日本経済新聞に掲載されたコラム「核心」が面白かったので
お裾分けいたします。

以下、要点を5つにまとめました。

1.組織の活力を高めるのは「心理的安全性」という安心感で
「この職場(チーム)なら何を言っても安全」
という感覚を構成員が共有すること。
(ハーバード大学研究員の概念)

2.「自分は幸福だ」と感じている人は
そうでない人より仕事の生産性が31%高く
創造性は3倍になることがわかった。
(カリフォルニア大学教授の調べ)

3.社員の心の状態が仕事ぶりに直結。

4.働き手の「心の資本」の総和は会社の盛衰を左右する。

5.心の資本の増強策として以下の3つの提案がされていて
その3番目が興味深い。

①ハピネス(幸福感)計測技術の活用。
②職場の仲間が互いに評価して報酬ポイントを送りあうピアボーナス。
③自己決定の重要性
人生の節目で自分の進む道を自分で決めた人は、周囲から言われて決めた人より
幸福感が高いとのこと。

洋の東西を問わず「心の経営」が求められる時代なのだなあと思いました。
仕事柄どうしてもテクニックに走りがちの私ですが、
セミナーやコンサルティングなど人との接点に気を配った活動をして参ります。